松阪市は、「松坂城」の城下町(じょうかまち)として大きくなりました。江戸(えど)時代には、商人たちが活やくしたことでも知られます。「松阪商人」たちがあつかった松阪木綿(まつさかもめん)は、江戸のまちで大人気となりました。もちろん、今も伝統工芸(でんとうこうげい)としてのこっています。
松坂城は、蒲生氏郷(がもううじさと)が1588年にたてたと言われています。海の近くの松ヶ島(まつがしま※げんざいの松阪市松ヶ島町)から、四五百の森(よいほのもり)にうつしたそうです。今はりっぱな石がきがのこるだけですが、国指定史跡(くにしていしせき)となっています。松坂城を守る武士(ぶし)が住んだ御城番屋敷(ごじょうばんやしき)には今も人が住んでいます。 |