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わたしたちの市で作られる茶
2、茶はどのように作られているのか
(2-2)茶畑の様子
ー霜(しも)の心配ー
茶の木は寒暖(かんだん)の差を好みますが、新芽が出るころに霜(しも)がおりると葉がかれてしまいます。害虫(がいちゅう)が発生するのも大変ですが、霜がおりたときのように一日にして茶葉がだめになってしまうことはありません。3月中頃から新茶の摘(つ)み入れまでの時期は、防霜(ぼうそう)ファンを回すなど霜を防ぐ対策(たいさく)をとるのですが、それも万全ではないので、霜で茶がだめにならないか毎日心配してしまいます。
大きなせん風機みたいなのが「防霜(ぼうそう)ファン」、茶の木をおおう黒い布が寒冷紗(かんれいしゃ)です。
風をおこして、霜がおりるのを防ぐのが「防霜ファン」の役目です。寒冷紗は茶の葉に直接師もがおりるのを防ぎます。
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