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6年生のみなさんへ

校長 松本 吉弘    


 先生が君たちと過ごしたのは、君たちが5年になってからでした。高学年の2年間の姿をみせてもらいました。5年の時のキャンプは季節外れの台風が来て学校でキャンプをしました。なかなかできそうで、できないキャンプでした。案の定、君たちが肝試しで楽しんでいるとき近所から電話をもらいました。家の建て込んでいる学校でのキャンプは難しい面があります。6年になってからの修学旅行は、平安神宮から清水寺までの間を子どもだけの班別行動をしましたね。体験学習をする所を調べたり、子どもの力だけで昼食を取るところを選んだり、自分たちで考え、判断して行動できました。大きく成長したと感じました。その他、運動会やウォークラリー・文化祭のチャレンジコーナー・人権フォーラムなどの取り組みや毎日の授業等多くの人と共に確実に力を付けました。

 また、君たちは学校に来ていただいた多くの人に出会いました。中村文昭さん・菅原真樹さん・出会い学習の菊川さん坂口さん越山さん・英語活動のイアンさん・マリークさん・読み聞かせをしていただいているおはなしやさんのみなさん・毎朝交通指導に立ってもらっている交通指導委員や見守り隊のみなさん・PTAのみなさん・給食調理員さんはじめ学校の教職員のみなさん・全ての地域のみなさんから温かい励ましをいっぱいもらいました。

 なんといっても歴史的な大震災の取り組みは、印象深いものがあります。川俣小学校との交流は一入です。学習発表会では、市民文化会館のステージで千人の観客の前で立派に発表をしてくれました。卒業旅行のことなど君たちの顔も自然と浮かんできます。

 いつも思うのですがこの君たちと過ごした2年間が、先生にとってもかけがえのない素敵な時間でした。君たちはこの6年間多くのことを知り、多くのことを学んだはずです。そして、それを支えてくれた松江小にかかわる全ての人々・地域の方々や自然・歴史・文化までも大切にしてほしいと思っています。これからも多くの人と多くの書物に出会い、多くのことを学んでいくことでしょう。松江小学校で過ごしたことは、君たちの心の中にかけがえのないものとして残ることでしょう。時には、勇気と自信を与え、誇りと豊かさの原点になります。どうか、松江小での出会いをいつまでも大切にしてください。

  

(2013.3.4)

 


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