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6年生のみなさん ご卒業おめでとうございます

校長 松本 吉弘

 先生は朝見小学校から転勤し、君たちと過ごして素晴らし1年が経ちます。松阪の山、堀坂山が近くなりました。また、松阪の川、阪内川が校区を流れています。君たちが修学旅行の平安神宮から清水寺までの間を子どもだけの班別行動をめざして春から校外学習で距離を伸ばしたり、練習をしたりしている姿を頼もしく思っていました。実際、体験学習をする所を調べたり、子どもの力だけで昼食を取るところを選んだり、自分たちで考え、判断して行動したりする姿を本当に素晴らしいと感じないではいられませんでした。実は前年の奈良の校外学習からその準備は始まっていたとのこと、この姿は君たちが通学団やなかよし班活動で少しずつ少しずつ身に付けていった自主性や最高学年としての活動の成果・自信であったと思っています。その上、運動会やウォークラリー・文化祭のチャレンジコーナー・人権フォーラムなどの取り組みや毎日の授業の中で確実に身に付けていった力だと考えています。

 また、君たちは学校に来ていただいた多くの人に出会いました。5月、年間300を越える講演をしておられる中村文昭さんから「返事は0.2秒」「頼まれごとは、ためされごと」「できない理由を言わない」「今できることを探して動く」の大きなアドバイスをいただきました。6月、朗天狗(ほがらかてんぐ)の三浦伸也さんに『笑顔って素敵でしょ』の講演をしてもらいました。絵本で心に灯りをともす取り組みをされています。その一環で「絵本で笑顔を届けるプロジェクト」と名付けた東日本大震災の被災地に絵本を届ける活動に参加して被災地に458冊の絵本を送りましたね。9月、軌保博光の名前を改めた「てんつくマン」さんから@夢を叶えることA東日本大地震B千葉の干潟を綺麗にした人の話等をしてもらい「生きることの選択」「動けば変わる」「あきらめないこと」を感動とともに受け取りました。

 他にも、英語活動のイアンさん・マリークさん・アンジェリカさん、読み聞かせをしていただいているおはなしやさんのみなさん・毎朝交通指導に立ってもらっている交通指導委員や見守り隊のみなさん・PTAのみなさん・給食調理員さんはじめ学校の教職員のみなさん・全ての地域のみなさんなどから温かいまなざしをいっぱいもらいました。

 昨年は未曾有の歴史的な大震災がありました。話し合いをもって絵手紙を被災された方の心に届くように真剣にメッセージを考えてくれたクラスの取り組みがありました。女川第二小学校の校長先生から「こんなに心のこもった素敵な絵手紙をありがとう。とても元気をもらいました。」と返事があったことも印象的です。福島のひまわりの種の里親になり君たちの家で栽培し、その種を送ったことも感銘を受けました。まつえっ子学習発表会では、全く緊張していないのに手だけがプルプル、足がガタガタだったり、リコーダーを持つ手が汗でビショリになったりした人がいました。つらい練習、そして悔しい練習、家での特訓をへて素晴らしい発表が市民文化会館のステージで1000人の観客の前でできました。在校生の作文で『最後は6年生でした。6年生は英語の歌を歌ったり「生きる」の群読の発表をしていました。やっぱり6年生はすごいと思いました。』『一人一人が大きな声でしかも英語の歌「カントリーロード」を自信満々で歌っていました。ぼくは英語が苦手です。だからこそ、6年生や年上の人たちはぼくの「あこがれ」なのです。』と綴ってきました。 

 屋上で給食を一緒に食べたこと・サッカー大会で活躍する姿・本居宣長の読み聞かせをしたこと・卒業旅行のことなど君たちの顔も自然と浮かんできます。いつも思うのですがこの1年間が、先生にとってもかけがえのない素敵な時間でした。君たちはこの6年間多くのことを知り、多くのことを学んだはずです。そして、それを支えてくれた松江小にかかわる全ての人々・地域の方々や自然・歴史・文化までも大切にしてほしいと思っています。特におうちの人には改めて感謝の気持ちを持ってほしいですね。これからも多くの人と多くの書物に出会い、多くのことを学んでいくことでしょう。松江小学校で過ごしたことは、君たちの心の中にかけがえのないものとしていつまでも光り輝くことでしょう。時には、勇気と自信を与え、誇りと豊かさの原点になります。どうか、松江小での出会いをいつまでも大切にしてください。

 


 6年生のみなさん ご卒業おめでとうございます
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