田植(う)えが終(お)わり朴(ほお)の葉が大きくなる頃(ころ)に、朴の葉で包(つつ)んで「でんがら」というまんじゅうを作(つく)ります。
波瀬以外(いがい)ではサンキライ(山帰来)の葉(は)で包んでいばらまんじゅうを作りますが、波瀬では朴の葉を使います。波瀬の地域に昔(むかし)から伝(つた)わる食文化といえます。
波瀬小学校では、毎年、その時期になると、高学年が地域の方から作り方を習い、朴の葉を採(と)って、前日から準備(じゅんび)をします。当日は、教えて頂(いただ)いた方にも来て頂いて、班(はん)ごとに高学年が指導(しどう)しながら作ります。